KIMTECH 沖スロ機械のDIY -データ機 上段下段編#2

こんにちは、KIMTECHです。

 

前回にデータ機の共通部分について説明しましたので、今回は固有の部分について説明します。結構情報量が多くなってきたので、最終でkicadの回路図面で全体をまとめようと考えています。

 

 

データ機上下とも空いているピンは、D0、D1、A0,A1,A2,A3,A4、A5です。(D4ピンは開けておきます。)

 

 

データ機上

22ーA0 BIG 

23ーA1 REG

Big.Reg用に2つ回路が必要です。図の様にBigにA0、RegにA1を接続します。

 

 

 

 

24-A2 クリア

(データ機下A4)

5vをパネル横14押しスイッチにて、データ機上A2、データ機下A4に送るという回路です。スイッチを押すと7セグデータが上下リセットされます。

 

なおデータ受け側直下のGNDとつながる1KΩ抵抗はバイアスと呼ばれ、チャタリング防止などスイッチの安定性を保つ回路です。この仕組みが散見されると思いますが、突然バイブが鳴る、突然花が光るなど不安定ならこの回路をデータ受け側に入れてください。私の記入ミスで忘れた可能性もありますので。しかし複数入れると、抵抗の値が低くなり(GND電位が増え)受け側が受信できなくなります。

 

 

 

 

25ーA3 初当たりモード

(データ機下D1)

データ機上A3とデータ機下D1を結ぶ回路です。

 

 

 

 

26ーA4 表示切替

(データ機下A3)

データ機上のA4に5Vを横12押しスイッチで送る回路です。

もう一つ同じ回路を作り、データ機下A3に5Vを送る横13押しスイッチも作ります。

 

 

 

27ーA5ゲーム数

(データ機下A0,A1)

抽選部分からゲーム数をデータ機上下に送ります。データ機下はA0,A1と2つ接続することに注意してください。

 

 

 

1ーD0 シリアルRX

2ーD1 シリアルTX

外部のArduino unoにシリアルで差枚データを送ります。これをIDEのシリアルモニターにて受け取ることが可能です。

沖スロ機械のGNDと、データ機上のD0、D1を外部unoに繋ぎます。D0がD1に、D1がD0に逆さになることに注意してください。

 

 

 

最後にデータ機上の新しいマイコンへのプログラムです。

slot-machine/de-taki_zyoudan2.txt at master · kimtech806/slot-machine (github.com)

MsTimer2.h をIDEのライブラリ―にインスト―ルしてください。

もう一つインクルードでEEPROM.hがありますが、これはもとよりIDEに入っていたはず。IDEでエラーが出るならググってインストールしてください。

 

後は残ったデータ機下の説明と、外部unoのプログラムの説明でハード編は終了となります。誰かこれを作って、新しいソフトの開発を続けてくれたら嬉しいなと思う所であります。アプリよりもハード機械欲しいというマニアックな人向けなので大変需要は少ないでしょうね。UNI-MARKETさんがもっと凄いの作ってくれても嬉しいですな。

 

では今回もご視聴ありがとうございました。