こんにちは、KIMTECHです。
今回は、機械へ音楽を実装する方法について説明しますが、
効果音の入手。
編集・音量調整。
mp3に変換。
mp3モジュール DFR0534に音源転送。
機械抽選部マイコンへのプログラムから設定。
と結構手間がかかります。しかしゲーム性、再現度を高めるために、非常に重要な作業になりますので頑張ってやっていきましょう。
まず音源モジュールの仕様について説明です。
Voice_Module_SKU__DFR0534-DFRobot
簡単に使え、リスポンス性能が高く、無音時のノイズの少なさなど。他の製品もいろいろ試しましたが、やはりこいつが一番使いやすいですね。
現在は値上げして約600円から1450円と高いですが、アマゾンで同音源半導体を使用したものが800円くらいで買えるようなので、問題がなければ交換できるように考えております。(しかしアマゾンの方は、操作系の半導体が無く同じプログラムでは動きません、よってレスポンスが下がっている可能性があります。またADコンバータがついており音源の音質が良くなっている可能性があります。)
欠点も沢山ありますがここで言いたいのは、一応公称の最大8Mバイトのメモリーのはずが半分くらいの容量しか使用できません。(USBでPCにつなぐとリムーバブルメディアとして認識され、容量が確認できます。)
WAVで使用できるとなっていますが、動作が不安定になりました。現実的にはMP3で使うのが限界でしょう。
大体BIG、REGなどの曲を8曲ほど入れる場合、一曲40秒ほどに編集する必要があります。WAV40秒で3Mbyte、MP3変換で300Kbyteくらいが目安です。
効果音の入手について
録音機で直接実機から録音する以外にも、インターネットができて世の中便利になり、様々な方面で音源を仕入れることができるため具体的に入手先については語りません。
アドバイスがあるとすれば、実機はリール音などノイズが多いため、ゲームソフト化された音源の方がクリアな音が取れることが多いです。またEQ,ノッチフィルターなどでノイズを除去できる場合もあり、いろいろ音源は探した方が良いです。
編集・音量調整
KIMTECHの場合ですが、ハードのオーディオインターフェイスを持っているので、PCから音をオーディオインターフェイスに送り、更にPCのDAW(ABLETON LIVE)に送り返して録音してします。この際に外部アナログアンプで増幅しています、PCの音は最大にして録音しても、意外と小さくて編集時の音量で苦労することが多いです。
フリーソフトでPCの音を録音できるものもありますし、ハードの録音機、サンプラーなど個々の方法で必要な音を録音してください。
そして入手した音源を使用するために、DAWなどの編集ソフトで音源の前と後ろの無駄部分をカットします。
またEQフィルターで音質調整・ノイズ除去、GAINで音量を調整します。特に音量はこの地点が個別の最終決定ですので、他に作った音源と比較して同じくらいの音量に調整してください。
音源の作業が終わりましたら、WAV形式でエクスポートしてください。1曲WAV40秒で3Mbyte目安です。
以上で今回の内容は終わります。DAWが必要など非常に条件が難しくなってしまいましたが(フリーのDAWではエクスポートが難しい)、要望がありましたら著作権関係ないKIMTECHが作った音などをアップしようかと考えています。
今回もご視聴ありがとうございました。